あけましておめでとうございます
- 2022.01.01
2022年、令和4年、寅年の元旦です。
皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年は、新型コロナに翻弄されながら、第48回日本小児東洋医学会学術集会の開催の準備をし、10月に学会を終えた後は後回しになっていた業務に追われ、濃密で、あっという間の一年でした。
さて、令和3年10月31日の学会の宣伝のために、令和2年6月からYouTubeとインスタグラムを始めました。
YouTubeは学会の宣伝だけでなく、お子さんへの漢方の飲ませ方、漢方パンケーキの作り方、ついには「漢方パンケーキの歌」を作詞作曲、漢方エキス剤の構成生薬の覚え方の替え歌、鬼滅の刃のコスプレ、多方面になりすぎました。漢方覚え歌の動画は、漢方専門医を受験する先生方のためにと思って作り始めましたが、お子さんたちが歌ってくれると全国のかかりつけの先生方に伝わって漢方を知ってもらえるかも?と下心が芽生え、医療者向けなのかお子さん向けなのか、よくわからないチャンネルになっています。また、動画のネタはたくさんあるのですが、中途半端な下書きばかりが増え、なかなか本数を増やせません。不完全でもいいやアップしてしまえ!という勢いがあるとアップできます。現在まだ35本の動画です。良かったら見てやってください。100人の方にチャンネル登録していただいています。ありがとうございます!
インスタグラムは気軽にアップできて性に合うのか、投稿417本、ほぼ毎日更新しています。2254人の方にフォローしていただいています。
学会の宣伝というより、飼っている犬猫、鬼滅の刃関係の投稿が多いです。
鬼滅の刃にハマったきっかけは、小児科という仕事柄、お子さんたちの好きなアニメをチェックしたことからでした。アンパンマンやプリキュア、仮面ライダーを勉強するのと同じ感覚です。「鬼滅の刃は、首を切るとか血が出る残酷描写がたくさんあるから先生は苦手だと思いますよ。」と言われて、見るのを決断するのに時間がかかりました。ちょうど昨年の1月に漫画を一日で全巻読破して感動し、そこから鬼滅愛が溢れ続け、スタッフとコスプレをするほどになりました。
コロナ禍がなければ、こんなにも鬼滅の刃にハマらなかったと思います。鬼滅の刃のテーマの、鬼により理不尽な運命を強いられたときに人間がどう戦うか、家族愛、仲間愛、人の気持ちを繋げて未来に託すということ。感動しました。それから鬼との闘いには、新型コロナウイルスとの闘いと共通点が、たくさんあるのです。鬼は日光と藤の花の香りに弱いので、対策として夜は出歩かず戸締りをしっかりして藤の花のお香を焚いて、家にいましょう。新型コロナウイルスは換気と消毒に弱いので不用意に外出せず、換気をし、マスクをしましょう。なるべくステイホーム。鬼を退治する鬼殺隊は、選抜されたメンバーがさらに修行を続け、修行につぐ修行を行い、鬼との闘いに挑みます。そして鬼に対する薬の開発です。新型コロナワクチンに対するワクチン、治療薬の開発。また、裏設定として、十二鬼月は12種類の感染症がモデルになっていると知って、しびれました。さしずめ鬼舞辻無惨は新型コロナでしょう。(もしかしたら未来のもっと強いウイルスかも知れませんが…)。無惨は想像を越える強さで、そして信じられないほどしつこくて、鬼殺隊が全員の力で、戦いながら能力を高めながら闘い、それでも無惨はなかなか倒れず、多くの犠牲が出て、みんなでボロボロになりながら、最後になんとかやっと、ギリギリのところで、本当にギリギリのところで倒すことができました。スーパーヒーローが特殊な能力でエイっと退治したわけではないのです。新型コロナとの闘いと似ていると思いませんか?全員が、総力戦で、薬の開発を待ちながら、長年もかかって、やっとの思いで鬼退治する話です。新型コロナとの闘いも、おそらく同じように闘わなければならないのでしょう。ちょっと隔離したら終わりだと思っていた感染症が、こんなに世界中に、何年も闘うことになるとは…。まだまだ語り足りないですが今日はこの辺で。
というわけで鬼滅の刃には、こどもたちに人気だからという理由だけでなく、新型コロナとの闘いを重ねて見ているのでハマっているのです。感染症との闘いと思うと、コロナが終わってもまだハマるかも知れません。あと、原作者の小峠先生の緻密な設定にしびれています。参考図書と関連YouTubeで考察を続けています。アニメは風景描写など圧巻。第一話の雪山のシーンは実際に雪山に行って資料を得たとのことです。現在の遊郭編も美しい背景に毎回驚いています。ドアのすりガラスとか畳とか、すごくありません?
それから、外出できなくてストレスがたまる!という患者さんが多かったので、「コスプレしてお家で楽しもう~♪」というメッセージを伝えたくてコスプレしています。好きなキャラクターになり切ったり、単におしゃれをしたり。おうちで鏡の前で楽しみましょう!というメッセージです。
YouTubeとインスタグラムの他に、FacebookやTwitterも少しだけ行っているのですが、こちらはあまり投稿できていません。うーん、色々な理由で…。
院長ブログは、おお、久しぶりの投稿でした。これからはマメに投稿しますね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。